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自己嫌悪

患者に自分の事を、どう思われようといいんですけど・・・
しかし、嘘は付きたくない。そう思っていたのに・・・
眼科外来手伝い中に、不覚にも間違ったことを患者に言ってしまいました。
その患者には、先生が正しく説明をし、納得して帰られました。

外待合で眼科のDVDを流しています。それを見た患者が
「白内障の患者が散瞳すると、緑内障になるの?TVで言ってましたが。」
ちょっと癖のある患者だったので、イラっとしてしまい、浅はかな私は間違ったことを言ってしまいました。
「なりません!」なんでこんなにきっぱりと答えてしまったのか?
「先生に確認して下さい。」と引き下がらない患者。
先生がちょうど空いていたので、直接説明してもらう。
先生「人によって違うんです。我々はちゃんと見て散瞳しているから、○○さんの場合は大丈夫ですよ。」

はぁ~・・・そうでした。
隅角の狭い人は要注意でした。散瞳により房水の排泄口が塞がれると、眼圧が上がります。
眼圧が上がって視神経を圧迫し視神経が傷んでしまうと、傷んだ部分に該当する網膜の感度が低下し、視野欠損が起こります。
確か、眼圧が高くても視野欠損がなければ緑内障ではないと言ってた気がする。気がする・・・
眼圧の正常値が10~21mmHg。
しかし、正常眼圧緑内障というものもあるので、眼圧が低ければ緑内障にならないわけでもないらしい。
散瞳したときに眼圧が上がるのは急性閉塞隅角緑内障です。
先生の所見に「AC deep」とありますが、前房が深いという意味で、散瞳してもOK・・・なはず。ですよね?

よく患者が先生にする質問で、「手術は出来るんですか?」とか、「手術すれば治るんですよね?」というのがあります。が、
基本的に緑内障は治りません。
手術は、緑内障を治すものではなく、薬で眼圧が下がらない人に、眼圧の低下を目的として行います。視野欠損を治すものではありません。
緑内障の進行を遅くする事が、緑内障治療の目的です。
これを聞くとがっかりされる方多いと思います。

片方の目で補ってしまうので、気づきにくい病気です。
たまには片目で物を見てください。


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プロフィール

すわるかも

Author:すわるかも
田舎の中規模病院でCEやっています。
病棟機器の保守管理
OP室の始業点検
職業:臨床工学技士
他資格:准看護師

※※メールアドレス※※
suwarukamo㊥yahoo.co.jp
㊥を@に換えてください。

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